こんな疑問にお答えします。
☑記事の内容
・Amazonの価格変動が起きる理由と対策方法
・Amazon価格推移を調べるおすすめツール
・Amazonの価格変動の影響を受けにくい市場について
☑記事を書いている人
今回はAmazonの価格変動について解説します。
Amazonに限りませんが、市場の状況により商品の価格は変動します。
ですのでせどりを実践していると、利益がなくなってしまうことや赤字になってしまうケースはどうして出てきます。
ただし価格変動によるロスを少なくするための方法はありますので今回紹介させて頂きます。
また価格変動の影響を受けにくい市場についても解説していますので参考にしてみて下さい。
Amazonの価格変動が起きる理由と対策方法
Amazonに限らずですが、品薄になっていた商品が生産されて市場に流通するようになると商品の価格が下がります。
需要と供給のバランスが崩れれば価格は変動するんです。
せどりにおいてよくあるのが以下になりますね。
・情報発信者が紹介した利益商品をたくさんの人が購入し価格競争で値下がり
・家電量販店のセール商品をたくさんの人が購入し価格競争で値下がり
・Amazon本体の在庫復活で価格競争に突入し値下がり
需要<供給の状態になり赤字になるケースです。
対策方法については以下になりますね。
・価格推移を調べるツールで分析
・不特定多数に紹介された商品を購入しない
・利益商品リストの商品は仕入れない
・大量に仕入れ過ぎない
・ライバルの多い商品を仕入れない
価格推移を調べるツールで分析
対策として一番重要になるのが価格推移を調べるツールの見方、使い方を覚えることです。
せどりは安く買って高く売るシンプルな稼ぎ方ですが、利益が出て売れる商品を仕入れなければ稼げません。
そのために必要になるのが、商品の売れ行きや価格推移をチェックするツールになります。
ツールの何がすごいのかと言いますと、商品の売れ行きはもちろん価格推移、出品者の増減が調べられるということです。
なぜなら出品者が多くなれば価格は下がりますし、少なくなれば価格は上がります。
これが需要と供給の関係ですが、これを意識しないとせどりで利益を残すのは難しくなるんですよ。
まれに出品数関係なしに売れていく商品もありますが、一時的なものですからね。
というわけでせどりで利益を残すために1番重要な対策は、正しいツールの見方や使い方を覚えることです。
不特定多数に紹介された商品を購入しない
基本的にはツールを利用した分析につきるわけですが、価格変動によるロスを防ぐ対策を何点か解説です。
まずは誰でも登録できるようなLINEやメルマガの情報で流された利益商品を購入しないです。
初心者のころは、こういった利益商品の情報に目が行きがちです。私も例にもれずメルマガなんかで利益商品を知るとよく探してました。
探してどうなるかと言いますと、だいたいもう市場に商品がなくて見つからないか普通に購入できるケースに分かれます。
普通に購入できるケースは要注意で、自分が買えてるという事は他の人も買えているということです。
結果どうなるかと言えば、当然大きな価格変動が発生と言うわけです。値下げ合戦に突入し赤字です。
それでも、今回の商品はいけるんじゃないかとか、この商品は間違いないみたいな気持ちになるんですよね。
私はそんな感じでやっていたので、一番痛かったのはすぐに仕入れに回ってたくさん回収した商品がマイナス3000円の赤字になった事です。
玩具でしたが、とんでもない勢いで出品者が急増し一瞬で赤字商品に転落しました。
やはり経験上は不特定多数に紹介された商品は購入しないのが安全だということです。
利益商品リストの商品は仕入れない
登録特典で無料で手に入る商品リストも上で解説したのと同様ですね。
そもそも特典で入手できるようなリストの商品はすでに稼げなくなっている商品が多い印象です。
しかもリストを手に入れた人が次にする行動として、そのリストの中の利益が出る商品(利益の多い商品)を探すわけですよ。
そうなるとリストをもとに仕入れた商品で利益を出すのはやはり難しいです。
大量に仕入れ過ぎない
価格変動による赤字を回避する方法の1つが大量に仕入れ過ぎないという事です。
せどりをしているとこれまとめて買ったら儲かるかもしれない、これってチャンスかもしれないと大量購入を考える時は多いと思います。
同じ商品を縦積みして利益が取れれば、効率いいですし楽ですから最高ですよね。
ただ初心者のころは大量購入したいという気持ちをなんとか抑えた方が良いですね。
すごく気持ちは分かるんですが、私はそれで失敗した経験が多いので・・・
データをもとに仕入れをしたとしても、思いもよらぬ状況になる事はあるので、ここは堅実にいきましょう。
ライバルの多い商品を仕入れない
ライバルが多くても商品力でガンガン売れる商品もありますが、とにかくライバルが多い状況というのは商品が売れにくいんです。
せどりを始めたころは、回転率の良い商品を仕入れることが重要になるわけですが、売れ行きの良い商品はライバルも多いです。
ですのでしっかりと売れる商品を仕入れるというのは、なかなか難しいんですよ。
ただライバルが多い状況というのは本当に売れにくいということを覚えておいてください。
Amazon価格推移を調べるおすすめツール
商品の売れ行きや価格推移を確認するツールはせどりをする上で必須です。
グラフで売れ行きや出品者数、販売価格などが確認できるのでせどりという稼ぎ方ができるわけです。
ツールを有効に使って分析できれば値下がりのリスクを抑えることはできるのでツールの見方はしっかりと覚えましょう。
以下の2つは有名なツールです。
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NEWタイプデルタトレーサーの機能と使い方【これだけ覚えれば仕入れはできる】
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デルタトレーサーには便利な拡張機能があるので必ず入れましょう。>>NEWTYPEデルタトレーサーの拡張機能でリサーチを効率化しよう
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せどりで稼ぐために必要なKeepaの見方をやさしく解説【最低限これだけ覚えよう】
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ちなみにkeepaのトラッキング機能は価格変動により相場が安くなった時に通知を受け取る事のできる機能です。
相場より安い金額になった時に購入し利益を出す「Amazon刈り取り」の手法で利用する機能ですね。
上記で解説したデルタトレーサー、keepaについては有料ツールで月額約2000の費用がかかります。
以下の記事で無料で使えるツールも解説していますので参考にしてみて下さい。
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モノレートの代わりになるツール3選【2022年度版】
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Amazonの価格変動の影響を受けにくい市場について
価格変動の影響を受けにくい市場というのは結論、中古市場です。
もちろん中古にもライバルの多い人気の商品もありますので、全く影響がないわけではありません。
ただし新品を取り扱う事に比べれば中古の相場は圧倒的に安定しています。
価格競争に巻き込まれて利益がなくなってしまうことは少ないです。
中古市場は相場が安定しているというのは非常に大きなメリットです。
新品のように回転率が非常に良いイメージはないかと思いますが、中古商品は想像以上に売れるんです。
月に数回しか売れない商品でもライバルが少ないのですぐに売れてしまうといったケースが多いですね。
ただし新品同様中古においても、ライバルが多い状況だと価格は下がりますしとにかく売れにくいです。
まとめ:Amazonの価格推移を分析しせどりで稼ごう
今回解説させて頂いた通り、市場の状況により商品の価格は変動します。
せどりでしっかりと利益を残すためには価格の推移をツールでチェックし分析することが必要です。
正しいツールの見方、使い方を覚えることは何よりも重要になります。
今回は以上になります。